冬なのに睡眠中に暑くて目が覚めてしまう、シーツやパジャマが湿るほど汗をかくという寝汗がひどい30代女性が増加中と言われています。

特に汗かきというわけではないのに、突然このような症状がおこる原因は、年齢的なことが原因なのかもしれません。原因を見ていきましょう。

寝汗がひどい30代女性は更年期がそろそろ?

更年期には、エストロゲンが急激に減少する為、様々なトラブルが発生します。そのうちの一つに、血管運動神経がコントロールできなくなって起こるホットフラッシュというものがあります。

血管運動神経とは、自律神経の指示によって血管を身体の状態に合わせて血管を収縮させる血管収縮神経と、血管を拡張する血管拡張神経のことです。

更年期になってエストロゲンが減少すると、血中カルシウムの濃度が上がることから、血管を拡張させる働きをするペプチドの一種が末梢神経末端から過剰分泌されます。

その結果、のぼせ、ほてり、急激な発汗などがおこるのがホットフラッシュです。この症状が睡眠中に発生すると、寝汗をかいてしまうのです。

もしかしたら、寝汗がひどい30代女性は、そろそろ更年期がやってくる事を覚悟しておいた方がいいのかもしれませんね。寝汗が多い人はエストロゲンが減少している事が多いのが実情です。

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寝汗がひどい30代女性の対処法


寝汗に対処する為には、婦人科などの医療機関で治療を受ける方法と、自宅で対処する方法があります。当然の事ですが症状の度合いがひどければ、医師の診察を受けましょう。

医療機関での治療を受ける

更年期の治療には様々な方法がありますが、ホットフラッシュ、寝汗などの症状に対しては多くの場合、ホルモン補充療法(HRT)が用いられます。

 

ホルモン補充療法(HRT)は、減少してしまったエストロゲンを補充するという治療法で、健康保険が適用されます。そしてこの療法はホットフラッシュ、寝汗だけではなく、睡眠障害の改善にも効果がありますので、寝汗で眠れない日が続いている場合には、睡眠の質を上げることに繋がります。

 

その他にも抗酸化作用、代謝向上作用などがあり、更年期の起こる他の症状の改善にも役立ちますが、人によっては胃がむかむかしたり、お腹が張ったりなどの副作用的な症状が現れることもあります。

ホルモン補充療法(HRT)に対してはリスクがあるといった情報も聞かれます。しかし実際にはそのわずかなリスクよりも、日々の更年期の症状を我慢し続ける方が、ストレスや健康被害に繋がります。

不安を感じる場合には、医師の診察を受ける時に、それらのリスクについての説明を受けてから、治療を受けるかどうかを決めることが大切です。

 

自宅でできる対処方

・ストレスをためない 更年期におこる症状には、血管運動神経症状のように、自律神経のバランスが乱れてしまった為におこる症状の他に、精神神経症状に分類される症状も発生します。これは神経伝達物質のひとつであるセロトニンが、エストロゲンの減少によって影響を受けるために発生します。

※難しい説明ですみません。覚えておいた方がいいのはエストロゲンという女性ホルモンの一種のみでいいかと。ここではストレスの発生の仕組みのためにお話しています。このエストロゲンが上手く機能しなくなることで様々なトラブルが発生するようになります。

セロトニンには喜びや快さを伝達するドパミンや不安や恐怖を伝達するノルアドレナリンの働きを抑えて精神を安定させる働きをします。ところが、エストロゲンの減少によってセロトニンの濃度が低下すると、ドパミンやノルアドレナリンが伝達する情報をコントロールすることができなくなります。

その結果、精神的に不安定になってしまうのです。精神的に不安定な状態であるということは、ストレスが溜まりやすい状態とも言えます。つまり、精神的に不安定な状態→ストレスが溜まりやすい→より精神的に不安定な状態→よりストレスが溜まりやすくなるという悪循環に陥ってしまうのです。したがって、ストレスをためない為の工夫が必要です。

精神的に不安定な状態
ストレスが溜まりやすい
より精神的に不安定な状態
よりストレスが溜まりやすくなる

 

・寝具を見なおす 寝具を見直すことで、寝汗が無くなるわけではありません。寝汗による不快感を少しでも解消することによって、ストレスを減らすことが目的です。シーツやパジャマは、吸湿性の高い綿、麻、絹などの天然素材のものを選びましょう。

また、ベッドパッドの中には吸水速乾機能の高い製品もあります。タオルとパジャマをベッドのそばに用意しておき、夜中に汗で目が覚めてしまったら、枕に新しいタオルを敷く、パジャマを替えるなどして、できるだけ気持ちよく眠れる工夫をすることが大切です。

 

・就寝前に水分を補給する 汗をかかないように水分を抑えると、汗がドロドロになって汗の臭いが発生し、より不快感が増してしまいます。就寝前に水分を補給することで、汗がサラサラになるのでベタベタ感や汗の臭いを解消することができます。

 

 

・就寝前4時間は、飲食を控える 食物やアルコールが胃の中に残っていると、睡眠の妨げとなり、睡眠の質が低下します。就寝前の4時間は、水以外の飲み物は取らないようにしましょう。

 

寝汗に摂ったほうが良い食べ物

 


民間療法で昔から取り入れられている寝汗に良いとされる食物があります。体に害がある食べ物ではないので、体質に合えばよい効果が得られます。

 

・黒マメ 黒マメの皮9gと小麦のフスマ9gを水から煎じて飲みます。

・ヤマイモ 煮たり、焼いたりします。

・もち米・小麦 同量のモチ米と小麦を炒って粉末にし、玄米スープにします。

・ニラ みそ汁の具にします。

・シジミ みそ汁の具にします。

 

 

大量の寝汗は心地よい睡眠を妨げてしまいます。できるだけ気持ちよく眠れるよう工夫して、ストレスを減らしましょう。また、他の病気を発症している可能性もあるので、ひどい寝汗は続く時は医師の診察を受けましょう。

 

エストロゲンなどの女性ホルモンのバランスを整える働きがあるのがプラセンタです。更年期対策のサプリもありますが、私は絶対にプラセンタ派です。

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